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野菜ジュースは野菜の代わりになるの?食物繊維は摂れてますか

コンビニやスーパーですぐ手に入り、簡単に飲める野菜ジュース。栄養を気にして野菜を摂ろうと思っていても、なかなか摂ることのできない人にとっては大きな味方です。けれど、本当に野菜ジュースは野菜の代わりになっているのでしょうか? 栄養面から考えてみましょう。

 

圧倒的に少ない食物繊維

野菜ジュースは多くの場合、飲みやすくするために一定量まで食物繊維を取り除いています。このため、野菜丸ごとに比べ、食物繊維の含有量は少ないのです。食物繊維は、大腸で、体に良くない成分を体外に排出したり、腸内で活躍する善玉菌の栄養となったりします。食物繊維の1日の目標摂取量は、成人男性で20g以上、成人女性で18g以上とされ(厚生労働省「日本人の食事摂取基準(2015年版)の概要」より)、日本人のほとんどがこの目標摂取量に届いていません。必要量の食物繊維を摂るためには、野菜ジュースではなく野菜を意識して食べることも必要になってきます。

 

砂糖不使用でも気になる糖分

砂糖不使用の野菜ジュースも増えてきていますが、野菜にはもともと果糖という糖分が含まれています。果糖は文字通り果物に多く含まれ、果物の甘さのほとんどはこの果糖によるものです。この果糖は、野菜や果物の中に含まれている状態で人間の体内に入ると、食物繊維が吸収の邪魔をしてあまり吸収されません。しかし、食物繊維に邪魔されない状態になるとよく吸収され、ショ糖(一般的な砂糖のこと)と同じ働きをします。適度な摂取量ならば問題ありませんが、摂取し過ぎると細胞の老化原因となったり、糖尿病に繋がったりするとも言われます。このため、野菜ジュースばかり飲んでいるのは良くないと言えそうです。

 

野菜ジュースのメリット

上記の内容だけを見ていると、野菜ジュースって体に悪いの?とすら思えてきますが、そうではありません。野菜ジュースには、野菜のままでは食物繊維に邪魔されて吸収されにくかった栄養素が吸収されやすいという大きなメリットがあります。特にカルシウムやカリウムなどのミネラルや、加熱に強いβカロテンやリコピンなどの抗酸化物質は、野菜を直接食べるよりも野菜ジュースを飲む方が吸収しやすく、手軽に摂取することができます。代表的な抗酸化物質・リコピンを含むトマトで比較すると、生のまま食べるよりもリコピンが約3.8倍も吸収されやすくなるとも言われています。ミネラル、抗酸化物質は、気を付けていなければ必要摂取量を下回ってしまう栄養成分です。野菜ジュースは飲み過ぎると糖分の撮りすぎとなりますが、適量であれば摂りにくい栄養成分を手軽に摂取できる、健康が気になる人の強い味方となるでしょう。

 

野菜ジュースは良い面・悪い面、どちらも持っています。自分自身の体調に合わせて摂るように心がけてみてはいかがでしょうか。

2017.09.27 更新