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株式会社TKResearchが「Cytometric CBA法による抗横紋筋抗体測定」受託開始

慶應義塾大学医学部神経内科・神経免疫グループと共同開発した新測定法で、特異性の高い抗横紋筋抗体測定を実現

株式会社TKResearchは、横紋筋に対する自己抗体を特異的に測定する手法「Cytometric CBA法」を、慶應義塾大学医学部神経内科・神経免疫グループと共同開発することに成功し、受託測定を2018年2月1日より開始いたしました。

株式会社TKResearchは2017年5月に、大学・研究機関の研究成果をいち早く臨床現場に届けるための橋渡しを実現する企業として設立し、その第一弾として抗横紋筋抗体測定法を、慶應義塾大学医学部神経内科・神経免疫グループと共同で開発してまいりました。

この度「Cytometric CBA法」を確立し、受託測定サービスを日本国内で展開します。

株式会社TKResearchは、本サービスを製薬会社・医療系研究機関・病院などに提案し、研究開発の進展やヘルスケアサービスの実現に貢献していきます。

背景
抗横紋筋抗体 ( anti-striational antibodies ) とは、骨格筋や心筋など横紋筋に発現する分子に対する自己抗体であり、重症筋無力症 (myasthenia gravis, MG) に関連していると報告されています。

抗横紋筋抗体の測定法はこれまで多くの研究者から報告されており、間接蛍光法・ELISA・immunoblot・アイソトープを用いた免疫沈降法など様々な方法があります。

ただし、測定法により、陽性の判断基準が異なるため、感度や特異度に一定の評価が得られていません。

確立された測定法が開発されていないこともあり、これまで実臨床で検査される機会が限られているのが現状です。

しかしながら、抗横紋筋抗体は、胸腺腫を伴う重篤なMGの治療方針決定や予後予測因子として、MGと筋炎・心筋炎の合併の指標として、さらに免疫チェックポイント阻害剤の副作用診断のためのバイオマーカーとしての役割が期待されています。

Cytometric CBA法の特徴

 

Cytometric CBA法のイメージ図

Cytometric CBA法のイメージ図

Cytometric CBA法による抗横紋筋抗体測定は、抗Titin抗体および抗Kv1.4抗体を高感度に検出する方法で、特許出願中(2018年5月現在)の技術です。

 
Cytometric cell-based assay ( Cytometric CBA)と名付けたこの手法は、生細胞の膜表面に対応抗原を発現させ、血清中の自己抗体と反応させた後、抗ヒト抗体を用いて染色します。染色した細胞の解析にFlow Cytometerを用いることで、従来よりも高感度に測定することが可能になりました。

弊社の測定法では、抗横紋筋抗体の対応抗原のうち、TitinとKv1.4に対する自己抗体を検出します。抗リアノジン受容体抗体は、国内外の研究者によって様々な測定法が提唱されてきました。しかし,高感度を誇るCytometric CBAにおいても疾患特異性や疾患感度が担保されなかったため,採用しませんでした。

受託測定サービス概要

抗横紋筋抗体である、抗Titin抗体と抗Kv1.4抗体を同時に測定し、いずれかの抗体が検出された場合に陽性と判定します。抗Titin抗体、抗Kv1.4抗体をそれぞれ測定し報告する詳細報告サービスも承っております。
また、現在は受託測定サービス開始キャンペーン中(平成30年2月1日~平成30年7月31日)のため、ご希望の方には書面での報告を無償にて実施しております。

本件に関する情報

「Cytometric CBA法による抗横紋筋抗体の受託測定」
URL : http://www.tkresearch.co.jp/products/cytometric-cba-antistriationalab/

本件に関するお問合せ先

株式会社TKResearch 受託測定サービス部門

2018.05.22 更新