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15分でDNAを抽出する試薬 (ボイルのみで簡便!安い!)

食品や微生物からDNAを抽出する方法としては、カラムを使用した方法またはCTAB法などが用いられています。

それぞれの方法は質の高いDNAが得られていますが、操作が煩雑で作業時間が長いことや、CTAB法については毒性の高い有機溶媒であるフェノールおよびクロロホルムを用いる必要があるといった点もあげられます。

そのため毒性の高い有機溶媒を使用せずに、操作時間が短く簡便にDNA抽出が可能な方法が求められています。

PCRやリアルタイムPCRに鋳型DNAとして用いることが出来る、簡便なDNA抽出法が開発されています。

GenCheck DNA Extraction Reagent
【画像】テクニカル20160222-1(ピペット)

GenCheck DNA Extraction Reagentは、血液、動物組織、植物、細菌、真菌、食品等の様々な試料から簡便にDNA抽出するための試薬です。

およそ15分間という短い操作時間でDNAを抽出することが可能で、得られたDNA溶液は、PCR、リアルタイムPCRやLAMP法等に鋳型として用いることができます。

製品の特徴

  1. ワンチューブで抽出が可能なため、消耗品等の廃棄物が少なく済みます。
  2. 熱処理によって抽出を行うため、煩雑な操作を必要としません。
  3. フェノールやクロロホルムを含んでいません。
  4. 抽出したDNAは、PCR法等の増幅反応に使用することが可能です。

 プロトコール例
【画像】テクニカル20160222-1(GenCheck DNA Ex Reg)

Step1. 試料10 mgを1.5 ml または2.0 ml容マイクロチューブに採取し、GenCheck DNA Extraction Reagentを100 uL添加後、ボルテックスミキサーで良く混合します。

Step2. 100°C(95°C以上)で10分間、加温する。

Step3. 氷上にて1分間、静置する。

Step4. 遠心(15,000×g, 1分間, 室温)する。

Step5. 上清を回収する。

 

実験例

GenCheck® DNA Extraction Reagentで抽出したDNA溶液を用いたPCR結果
(1)種子
(1)種子実験結果
(2)微生物
  • 酵素:AmpliTaq Gold DNA Polymerase
  • プライマー:

細菌 16S rDNA 5’末端500 bp
真菌 D2 LSU 300~500 bp

(3)動物組織
  • 酵素:TaKaRa Ex Taq Hot Start Version
  • プライマー:Fish cocktail

1) 原液 5uL、2) 10倍希釈 5uL

(4)血液
  • 酵素:AmpliTaq Gold DNA Polymerase
  • プライマー:ASB2, COR018


原液 1uL、2) 10倍希釈 1uL、3) 100倍希釈 1uL

出典:ファスマック(製品詳細はこちら



2018.09.11 更新