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コーヒーを飲むとお金持ちになれる?コーヒーとタバコとの相関関係に関する調査結果を発表

コーヒー

NTTコム オンライン・マーケティング・ソリューションと甲南大学経済学部  森剛志教授が、コーヒーの飲用とタバコとの相関関係について調査を実施しました。

 

■総括
本調査では、コーヒーの飲用状況やコーヒー店の利用者層と喫煙の関係、さらに喫煙により生じるタバコの害の喫煙・非喫煙者の意識について傾向を分析しました。

①平均的な日本人は一日約1.7杯コーヒーを飲み、喫煙者・男性・高所得者の方が多く飲むことがわかりました。
また、コーヒー店の利用頻度においても、喫煙者・男性・高所得者の方が高い結果となりました。

②また、どれくらいタバコの煙にさらされているかについては、全体の3割にあたる人々が該当し、コーヒー店を利用する人の方が利用しない人に比べて約2倍長い時間タバコの煙にさらされている結果となりました。
日本ではまだまだコーヒー店での完全禁煙化が不十分であることが影響していると考えられます。

③さらに、最新の計測法で、肺がんや受動喫煙までを含めたタバコの害に対する喫煙者と非喫煙者の重視/軽視の違いについて明らかにしましたが、喫煙者は非喫煙者の受動喫煙に対しての関心が薄いことが分かりました。

■調査結果のポイント

1.コーヒーを多く飲むのは「喫煙者・男性・高所得者」

調査結果により、一日にコーヒーを飲む回数は、男性で1.9杯、女性で1.6杯となりました。
喫煙者では2.2杯/日非喫煙者で1.6杯/日となっており、喫煙者の方が多くコーヒーを飲むことがわかりました。

さらに、年収1000万円以上になると一日2杯以上コーヒーを飲む結果となったことから、結果として、「喫煙者・男性・高所得者」が多く飲むことが明らかとなりました。

2.コーヒー店を利用する頻度が高いのも「喫煙者・男性・高所得者」

日本人は平均して10日に1回程度コーヒー店を利用していますが、男性の方が女性より利用頻度が多い結果となりました。
また、喫煙者は非喫煙者の2倍の頻度でコーヒー店を利用しており、喫煙者は5日に1回以上、非喫煙者は10日で約1回利用していることがわかりました。

さらに、年収800万円以上で見た場合、2~5日に1回以上の割合でコーヒー店を利用することが分かりました。

3.日本ではまだコーヒー店の完全禁煙化が不十分

平均的な日本人は主にどれくらいの時間タバコの煙にさらされているのかを調査した結果、「ほぼない」が全体の約7割であり、残りの3割にあたる人々は、どこかでタバコの煙にさらされていることが分かりました。

タバコの煙にさらされている時間の平均値から、コーヒー店を利用する人の方が、利用しない人に比べて約2倍長い時間タバコの煙にさらされていることが明らかになり、日本ではまだまだコーヒー店での完全禁煙化が不十分であることが影響しているのではないかと考えられます。

4.喫煙者は「受動喫煙」よりも「自分の寿命」への意識関心が高い

ベスト・ワースト分析により、主な「タバコの害(7項目)」のどの項目を重要視し、また軽視するのかを分析した結果喫煙者は、非喫煙者に比べて「受動喫煙」を軽視する傾向があることが分かりました。

全体では、「肺がん」を最も重要視し、続いて「慢性閉塞性肺疾患(呼吸しづらい)」、「周りの禁煙者への迷惑」であり、この順位は、非喫煙者でも変わりません。しかしながら、喫煙者は非喫煙者に比べ、「周りの禁煙者への迷惑」については大きくランキングを下げ5位となっていることが分かります。

喫煙者が重要視する順位は、「肺がん」(1位)、「慢性閉塞性肺疾患(呼吸しづらい)」(2位)の順番は変わらないものの、3位は「寿命の短縮」4位は「身体機能の低下」であり、「周りの禁煙者への迷惑」は5位にまで落ち込みます。

喫煙者では、他人への迷惑よりも、自分の「寿命の短縮」や「身体機能の低下」の方を重要視するという結果となりました。

【図】主な「タバコの害」に関するベスト・ワースト分析の結果(単位BWスコア)

2017.11.01 更新