検索 メニュー MENU

× 閉じる

内食の大ブーム、テイクアウトで食中毒が起きた場合の責任は

昨今、レストランなどの飲食店よりも、テイクアウトで自宅に持ち帰るというスタイルがブームとなっています。外食ならぬ、内食と呼んで、多くのメディアでも取り上げられています。しかし、その内食で持ち帰った食べ物で食中毒が起きた場合には、責任はどこにあるのでしょうか?私たちにとってとても身近な事案なので、これはぜひ詳しく知っておきたいところですね。

 

ケース①賞味期限内の商品を食べて食中毒が起きた場合

販売店Aで賞味期限内の食品を食べて食中毒が起きた場合ですが、この販売店Aには検体が保管されているはずです。この検体を調べることで、食中毒菌が発見された場合にはもちろん販売店Aの責任となります。

 

ケース②賞味期限の切れた商品を食べて食中毒が起きた場合

販売店Aで賞味期限内の食品を購入後、かなりの期間が経って、それからその商品を食べてしまった場合を考えます。万が一、このケースで食中毒は起きてしまった場合ですが、これは購入者の責任となる場合も考えられます。

もちろん、販売店Aでの検体の検査や、保健所のあらゆる検査によって、店側に食中毒菌の発生する原因が見つかれば、販売店Aの責任となることも考えられます。

 

ケース③テイクアウトした商品を正しく保管していなかった場合

販売店Aで商品を購入し、購入者が自宅へ持ち帰る際、また、自宅で保管する際に、正しい状態で保管していなかった場合について。例えば、真夏の炎天下にいたみやすい商品を放置しておく。店側から「冷蔵」と説明のあった商品を、冷蔵ではなく、常温で保管するなどという場合です。

こうした場合に食中毒が起きたとします。これも保健所による検体の検査など調査が入りますが、購入者の責任となる場合も大いに考えられ得ます。

 

さて、いくつかのケースについて考えてきました。内食はとても便利です。好きな物を好きな時に、自宅でリラックスしながら楽しめます。しかし、食中毒については気を付けたいものです。

上記のケースを鑑みて、やはり大切なこととしては、信頼できる販売店で購入すること。販売店からの説明通りに保管すること。賞味期限などの表示をしっかり確認することです。

自分の身を守るのは、自分自身です。わたしたちの食の安全を守るためには、やはりわたしたち自身が自覚的になることこそ、最も重要なのです。しっかりと注意を払いながら、食を楽しみたいところですね。

2018.11.05 更新