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飲食店に対し、ノンアルコール飲料の提供に関する調査を実施

飲食店に特化したリサーチサービス「飲食店リサーチ」(https://www.inshokuten.com/research/company/)を運営する株式会社シンクロ・フードは、飲食店.COM会員を対象に、ノンアルコール飲料の提供に関するアンケート調査を実施いたしました。

<調査結果について>
■約8割の飲食店がノンアルコール飲料を提供、また、現在提供していない飲食店の約6割が今後の提供を検討

ノンアルコール飲料を提供しているかどうかを聞いたところ、「提供している(83.5%)」、「提供していない(16.5%)」、という回答が得られました。

また、ノンアルコール飲料を「提供していない」と回答した店舗に対し、今後ノンアルコール飲料の取り扱いを検討しているかどうかを聞いたところ、「検討している(59.4%)」、「検討していない(40.6%)」、という回答が得られました。

すでに提供を行っている飲食店や、今後の提供を検討している飲食店の多さからも、ノンアルコール飲料の需要の高まりを読み取ることができます。

■ノンアルコール飲料の中では、ノンアルコールビールの提供の割合が最も高い
続いて、ノンアルコール飲料を「提供している」と回答した店舗に対し、ノンアルコール飲料の提供の状況について質問を行いました。
まず、取り扱っている種類について聞いたところ(複数回答可)、「ノンアルコールビール(93.6%)」、「ノンアルコールカクテル(34.4%)」、「ノンアルコールワイン(10.1%)」、「ノンアルコール酎ハイ(5.0%)」、「その他(10.6%)」という結果になりました。
ノンアルコールビールは、ビール同様に業態を選ばないため、ノンアルコール飲料を提供するほとんどの飲食店で提供されていると推測されます。 

次に、メニュー数について聞いたところ、「1~2種類(61.5%)」、「3~5種類(21.1%)」、「6~7種類(6.4%)」、「8~10種類(4.1%)」、「11種類以上(6.9%)」という結果になりました。

次に、ここ1年間でノンアルコール飲料の提供数が増えたかどうかを聞いたところ、「増えた(31.2%)」、「変わらない(68.8%)」、「減った(1.8%)」という結果になりました。
「減った」と回答した飲食店はほとんどおらず、この回答結果からもノンアルコール飲料の需要の高まりを窺う事ができます。

オリジナルドリンクや飲み放題メニューへの追加、グラスによる演出など、他店との差別化も

また、ノンアルコール飲料の集客への活用、仕入れや提供の工夫などについて自由記述式で聞いたところ、以下のような回答が得られました。

<オリジナルドリンクの提供>
・既製の商品を使わず、自店でお酒のアルコールをとばし、カクテルに使用。フレッシュのかんきつ類などを使い香りをよくして提供している。(東京都/フランス料理/1店舗)

・ウォッカやラム、焼酎ベースのカクテルはだいたいノンアルで作っても美味しい。アルコール量の調整もしやすく好みも聞きやすい。シェーカー等使うことでアルコール飲料と同額レベル取れる場合も多い。(東京都/その他/1店舗)

・健康ブームからくるノンアル需要を考えると、健康思考の方が好きな割もの(豆乳やクエン酸等)を仕入れたりもする。(東京都/その他/1店舗)

<飲み放題メニューに追加>
・以前はノンアルコールビールを飲み放題メニューに入れていなかったが、宴会の空気を乱したくないというリクエストがありメニューに入れたところ、ノンアルコールビールが結構出るようになった。(東京都/アジア料理/3~5店舗)

・飲み放題コースにおいてノンアルコール飲料を増やすことで、他店との差別化を図っています。(茨城県/居酒屋・ダイニングバー/3~5店舗)

・ 飲み放題プランの中にも入れ、飲めないお客様への満足度を高める。(東京都/その他/1店舗)

<グラスによる演出>
・ノンアルコールビールをワイングラスで出していますが、少しリッチな感じがするようで、喜んでいただいてます。(東京都/専門料理/1店舗)

・グラスは、ワインと比べても見劣りしないものを使用する。(東京都/イタリア料理/1店舗)

・見た目を華やかにして提供する。さもアルコールが入ってるようなグラスで提供する(ビール会社のロゴが入ったグラスなど)。(東京都/イタリア料理/1店舗)

小売市場では新たなポジションを確立したと言えるノンアルコール飲料ですが、飲食店においてもすでに「置いてあるのが当たり前」という状況のようです。また、他店との差別化を試みる飲食店も見受けられ、今後、需要の高まりとともに様々な形で提供されていく事が予想されます。

2018.05.07 更新