Rettyが牛肉料理に関するアンケートを実施 ブームの主役は「赤身肉」
日本最大級の実名グルメサービス「Retty」(レッティ https://retty.me/ )を運営するRetty株式会社は、外食の「牛肉料理」について、Rettyユーザー1,015名を対象にアンケートを実施しました。
■ 「タン」「ハラミ」「ヒレ」、脂が少なめでさっぱり味の肉が支持を集める傾向
外食の牛肉料理について「すごく好き」との回答が6割超、「まあ好き」との回答を合わせると、ほぼ全ての回答者が「好き」と回答しました。外食で「食べたことがある」牛肉料理は「焼肉」「ステーキ」「ハンバーグ」との回答がそれぞれ8割超で上位に並びました。一方、外食で「食べたい」牛肉料理は、定番の「焼肉」「ステーキ」に次いで「鉄板焼き」が並び、牛肉料理を楽しめる外食として浸透してきている模様です。好きな部位は「タン」「ハラミ」「ヒレ」「サーロイン」との回答が6割超となり、焼肉の定番「カルビ」などに比べて脂肪が少なくさっぱりした味わいの肉がより多くの支持を集めました。
■ プロの調理に対する需要が顕在化、健康ニーズや嗜好の変化を背景に「赤身肉」の人気が高まる
外食で牛肉料理を食べたいタイミングを聞いたところ、「スタミナ」をつけたい時、あるいは「贅沢感」「ご褒美」を目的に休日や記念日に楽しまれる傾向がみられました。また、外食の牛肉料理で重視するポイントは、「価格」に次いで「焼き加減」「柔らかさ」が並び、産地国や銘柄よりも肉の「食感」が重視される結果となりました。
牛肉料理について感じていることについては、「美味しい肉を適量食べたい」との回答が約9割に上りました。次いで5割超が「高級肉は自分で焼くよりも、プロに調理してほしい」と回答し、素材を活かす調理法にも注目が集まっている模様です。さらに、「以前よりも『赤身肉』を好むようになった」との回答が僅差で続きました。近年の「牛肉ブーム」は健康ニーズの高まりに加え、高級肉の象徴とされてきた「霜降り肉」とは異なる味わいを支持する層の増加を背景に、素材選びや食べ方に対するこだわりが多様化していることがうかがえます。
【Retty TOP USER(「中野」カテゴリ) Ban Amano さんのコメント】
「ここ数年は肉ブームが続いていますが、『食べたいけれど、若い頃のようにたくさん食べるのは難しい』と感じ、ブームに乗り切れていない世代にもぜひオススメしたいジャンルが『肉割烹』です。主に赤身の希少部位を使い、独創的な調理による多種少量の肉料理を提供してもらえるのが魅力です。全体的に1万円超えの高価格なお店が多いですが、お肉が主体となった料理なのでおいしさが分かりやすく、ウニやイクラといった異食材とコラボした肉料理なども体験できるので、記念日や会食といった特別な日にはぴったりです。」
Ban Amano さんプロフィール
中野区在住。山梨県出身。「天野伴 税理士事務所」代表。肉料理の中でも、おいしい部位を少しずつ、色々な食べ方でいただける「肉割烹」が特に好き。「おいしいお店」の「おいしい一品」に注目し、情報を発信している。飲食店選びにおいては、「値段と料理のバランス」と「接客」も重視。
【Retty グルメニュース編集部のコメント】
「いま日本は空前の肉、特に和牛ブームをむかえており、様々なスタイルの楽しみ方が多くのお店から提案されています。ただ肉を焼くだけでも、焼肉、ステーキ、鉄板焼き、肉割烹といったスタイルがあり、さらに産地、ランク、味付け、ほかの食材と組み合わせると、驚くほどのバリエーションとなっています。その多様性によって、自分好みの肉料理に出合うことができるようになったのも、この肉人気に拍車をかけていると思われます。
また、赤身肉の人気に見逃せないのが、いま大流行中の低糖質ダイエットとの関連性。赤身肉のような高たんぱく質な肉は、体にもいいとされたことで、多くの人が罪悪感なしに食べられるようになったと考えられます。」
Retty グルメニュース https://retty.news/








2017.12.22 更新